充実した異国への出張

普段はニュースの編集をしている国際部の吉村尚史です。
キャリアは15年になります。
最近はテロや銃撃事件などが多くて悲しみを感じています。

国際ニュースを扱っているので、仕事で扱う映像は海外のものが多く英語・中国語・フランス語など様々です。
そばに通訳さんがいるので色々聞いてもらいながら作業をしています。

少し前の話になりますが、英語がほとんど出来ない私は3月中旬から一ヶ月間東京を離れてアメリカの首都ワシントンへ出張していました。
吉村1(筆者 ホワイトハウス前で)

ここでは毎日、オバマ大統領やヒラリー長官などの映像が大量に入ってきてそれを編集してニュース番組の「おはよう日本」や「ニュース7」などに向けて伝送する仕事をやらせてもらっていました。
たまに放送の直前に伝送した時などは放送に間に合うかドキドキして冷汗が出ました。
吉村2
吉村3(支局内 間もなく移転しますが・・・)

仕事場は当然アメリカ人が多いのですが日本語も普通に話せるので私はいつも助けられていました。
そんな仕事の疲れを癒やしてくれるのがお昼ご飯です。
吉村4

ワシントン支局の外へ数分歩くとワゴン車が何台も停車していてハンバーガーはもちろん中華料理やベトナム料理さらにギリシャ料理など各国のお弁当を約10ドルくらいで食べることが出来ます。
吉村5

写真はギリシャ料理です。パサパサした鶏肉とライスにケチャップとマヨネーズを混ぜたようなソースでとりあえず完食はしました。
吉村6

出張中に取材にも同行させてもらいました。ポトマック湖畔タイダルベイスンにある桜と花見を撮りに行きました。
綺麗な桜を見て日本に帰りたくなりました。
吉村8

お花見をしてる人にインタビューした時嬉しかったのは、その多くがここの桜は日本が寄贈したものだということを知ってた事でした。
恥ずかしながら私はこの時にはじめて知りました、反省です。
それと驚いたのは花見や公園など公共の場での飲酒は禁止されていることでした。
花見でお酒を飲むのが当たり前の日本と比べてどちらが良いかは意見の分かれるところです。
吉村7

この出張で痛感したのは言葉の大切さです。
レストランでホットコーヒーを頼んだらコーヒーシェークが出てきたり、話せないから電車やタクシーにも乗らずに基本徒歩で行動しました。
でも、いざというときは何とかなるもので、単語を並べて身振り手振りで伝えるうちに意思が伝わると楽しくなるものです。
日本に帰ってきて少しだけ自分が成長した気がしました。また機会があれば行ってみたいと思います。

・・・でもその前に英会話教室へ行くのが先かもしれませんね。