はじめまして。
今年入社しました、BSスポーツ1年目の南里です。
今年最大のイベント、東京オリンピック。
私はオリンピックで総合助手、パラリンピックでは収録に携わりました。
入社して初めての助手業務が東京オリンピックになりました。
緊張と喜びでいっぱいの心中を母に連絡すると、いつもは1週間以上返事がない母も
今回は翌日に返信が来て「頑張れ!」と声援を送ってくれました。
今まで散々迷惑をかけた両親にいい報告ができ、とても嬉しかったです。
助手の仕事内容は大きく分けて2つでした。
一つ目は映像探しです。
編集マンが欲しい映像を助手が探して用意する作業です。
莫大な映像の中から必要なものを探すのは想像以上に時間がかかってしまいました
が、
先輩にコツやテクニックを教えてもらい、なんとか用意することができました。
二つ目は送出です。編集して出来上がった映像を放送で流す作業です。
自分でボタンを押すと映像がスタートしテレビに流れます。
当日の試合結果等により放送直前で流す映像が変更になることも多く、冷静さと臨機
応変さが求められました。
いまだにこの送出作業が一番緊張します。
あの心臓がキュッとなる感覚は忘れられませんがやり遂げた後はとても達成感があり
ました。
初めての助手という仕事で最初は右も左もわかりませんでしたが、
先輩方がテキパキ動いている姿や仕事へのアンテナの張り方、効率的な作業の仕方や
時間の使い方など、本当にたくさん勉強になりました。
また編集マンが莫大な量の映像から切り取って一つの作品を作り上げるのは本当に大
変な作業で、それをやりとげる姿はとてもかっこよかったです。
東京五輪を通して今まで知らなかったスポーツとも出会うことができました。
どのスポーツもそれぞれストーリーがあり、選手たちの思いや過ごしてきた時間、言
葉にならない感動を伝える力添えができるような、時間がたった今でも映像を通して
私たちをあの時あの感動に連れ戻してくれるような編集ができるようになりたいと思
いました。
今回の業務で先輩からたくさん教えていただいたことに感謝し自分の目でみて感じた
こと学んだことを生かし、さらに成長できるよう頑張ります。
南里 朱音