2018年を振り返って 〜BSスポーツ 細野編

BSスポーツに所属している細野といいます

気づけば今年ももう2か月を切りました ...。
一年間を振り返るにはまだ早いですが、今年スポーツでといわれたらやはり冬季五輪とサッカーW杯、大谷翔平のメジャー挑戦ではないでしょうか。

僕個人としては平昌オリンピックの時に担当したユニバーサル放送という番組が印象に残ってます。
概要は視覚障害者、聴覚障害者向けのテレビ放送です。
目の見えない人が耳から聞き取った情報、耳の聞こえない人が目から得た情報でイメージを膨らませられるように、
ハイライトとして感じる編集であっても、障害をもった人たちのために伝わりやすいように
間をつくることはもちろん、
スケートの刃と氷が擦れる音など競技中に聞こえてくるIS(会場の生の音)を際立たせることで臨場感を出してみたり、
フィギュアスケートの音楽と選手の演技構成との関係性をどう文字にすれば聴覚障害の人に伝わるかなど、
前例のないことへ制作陣全員が試行錯誤でした。
試写には弱視の方に立ち合ってもらい、アドバイスをいただいたりと普段とは違う環境での編集は学ぶことが多かったです。

例年のことながら8月にヨーロッパサッカー、9月にNFLがそれぞれ開幕を向かえ10月にはMLBの優勝争いもありました。
日本サッカーもイニエスタにトーレスと相次ぐビックネームの加入で盛り上がりをみせ私たちの部署は年末まで忙しい日々が続きます。
さらに2020年の東京オリンピックに向けてスポーツはまだまだみんなを楽しませてくれることでしょう。

仕事から離れた話をすると5月に女の子を授かりました。
そしてその流れで一ヶ月間育休をいただきました。

日々成長する子供には驚かされるばかりで、人から学ぶ成長とはまた違った生きていくために必要な仕草を少しずつ体現していく様に「人間らしくなってきたなぁ」と(笑)感心してます。
子供の成長はホント早くて昨日までできなかったことが今日できるようになることは嬉しくもあり寂しくもある複雑な気持ちです。
どんどん過ぎていくこの時間はもう二度とこないんだ、と噛み締めるように子供と接してます。
親になったことで、お金の使い方など生活ががらりと変わって不安や戸惑いもありましたが「これから自分の人生はこの子の成長を見守り続けていくことなんだ」って思えるようになり自分自身も子供から成長させられたようなとても有意義な育児休暇でした。

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