国際ニュース研修でした

はじめまして。

BSスポーツ1年目の小林です。

研修で1週間ほどニュースセンターで国際ニュース班のお世話になりました。

最初に感じたことは雰囲気の違いです。
単純な景色や人の多さもありますが、常に緊張感がありました。
何が起こるかわからず、また、その対応もしなければならないからです。

様々なことを学ばさせていただきましたが、なかでも驚いたのは「時間」です。
作らなければならないものが急に発生し、放送の数分前に内容が変わることもあったりと、
常に臨機応変さを求められるからです。

ふつうスポーツのほうでは、ディレクターと練ったものを数回の試写を通して完成といった流れになります。
あくまで1年目の所感ですが、先輩方を見ていると数時間の余裕をもって放送に出せるのがベストであると感じられます。
しかし、ニュースではそもそもの原稿が発生するのが数時間、ときには数分前で最初は理解が追いつきませんでした。
その原稿も放送10分20分前に差し替わり、映像編集の構成が修正される光景も目にしました。
ふだんニュースを見ているときには当然そんなことは感じられませんが、
その裏にはこういった光景があるんだということも知ることが出来ました。

研修最終日には私も編集に参加させてもらいました。
見ているのと自分でやるには勝手が違いドキドキしました。

また、編集についての考え方も勉強になりました。
スポーツは主にプレーで“魅せる”感じですが、ニュースは決められた時間の中で編集しながら映像表現する手法で、私には新鮮でした。
今後の作業に活かしていきたいです。

そのほかにも貴重な体験をすることができました。
印象にあるのは許可をいただいて、スタジオに入ったことです。
入社前に見学させてもらったことはあったのですが、
放送終了して数秒後のまだキャスターさんやスタッフさんが残っているスタジオは初めて。
加えて今回はキャスター席にも座らせいただきました。
カメラ等設備のシステムについても教えてもらい、知らないことばかりで、たいへん勉強になりました。

短い期間でしたが、知らなかった世界を体験できました。
勉強になったことを自分の力に変えられるよう励んでいこうと思います。
image5